2009年08月09日

大島渚監督 「少年」(1969年)

大島渚特集で
「少年」(1969年作品)が
深夜に放送されていた。


これは、どこで見たのか


映画教室かなんかしか考えられないのだが


この映画はずっと心に残っていた。


暗い映画として。


暗がりの中、走ってくる車にあたっていく少年


そんな映像がずっと残っていた。


1000万という低予算で、高知から北海道へと
ロケ敢行。ロードムービーというらしい。


当たり屋、自動車事故を起こしておいて
示談金をまきあげるという
一家の話だ


働かない父親
若い継母
腹違いの弟


少年は孤独だし、逃げようがない


逃げ場がない。


いやでも痛くてもとびこんでいくしかない。


一家はそれで食べていっている。



哀しい映画だった。









”さようなら原発1000万人アクション”
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この記事へのコメント
その映画みていませんが…
私の実家の近くに「当たり屋がよくいる通り」と言われていた道があります。
未だに私はその道を車で走るのは緊張します。

「官僚たちの夏」の初回であったけど、長く自動車は『お金持ちの物』だったから、そういう人がいたんだよね。
母は1970年頃に免許とったけど…教習料が高かったと言っていた。父が運転始めた頃は、教習所の中が回れれば免許とれたとか言っていたような…
だから、ちょっと街の中心から離れた・でも人家は密集しているってところにそういう通りがあったんだね…
そういうところって、未だに道が細い。住んでいる人はだんだん減って来ているけど、土地建物の所有権がややこしくて道を拡げることが難しいのかな?
Posted by やぶくん at 2009年08月10日 02:40
やぶくん へ

その映画の中では
父親は、〇〇商店とかいた軽トラックとか
女性が運転しているのを
狙えって教えてました。

最後がまたショッキングで・・・。
Posted by 自由席 at 2009年08月10日 08:40
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大島渚監督 「少年」(1969年)
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