2008年09月04日
かっこいいよ、柄本明

やっと、「ラストゲーム 最後の早慶戦」を観にいけた。
このあしたさぬき.jp でも、観た方の感想が
UPされていたので、早く行かねばと思っていたが。
監督は神山征二郎
「月光の夏」(’93)の監督だ。
あの作品では、出撃する前日に学校のピアノで見事に、「月光」を演奏する
特攻隊員の若者を描いていた。
なんと、「ひめゆりの塔」(’95)も
今回は野球。
学徒動員で戦地に赴くことが決まった学生たち。
柄本明は早稲田大学野球部顧問、飛田穂洲の役。
戦地にいき死ぬかもしれない学生たちに
最後に思い出を生きた証を残してやりたい。
最後の早慶戦を!!
慶応義塾大学塾長役の石坂浩二
早稲田大学総長役の藤田まこと
主人公戸田順治の父役の山本圭
大人の男たちの演技が
なんとも見事だった。
まさに名優。

そして、主人公の母役の富司純子さん
「靖国の母は、子どもをたくさん産んでお国のために
戦地に送り出す。」と、夫が言うと
「私は、そんなりっぱな母親ではありません。」と
泣き崩れる。そして
「この子も死ぬかも知れない。野球をやらせてやってください。」
あまりの熱演に、心を打たれた。
最近、注目しています。
マキノ雅彦監督第一回作品「寝ずの番」にもでていたし。
「フラガール」にも
「愛の流刑地」にも
さらに昔は、「緋牡丹博徒」だったし???
Posted by 自由席 at 08:40│Comments(0)
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