2008年06月20日
裁判員制度 体験レポート⑤

四国新聞6月18日付け
新聞に掲載された写真は
裁判員6人が裁判官3人と審理しているところ。
でも審理って なに?
この言葉すらこの裁判員の模擬裁判に関わらなければ考えることもなかっただろう。
大辞林によると
1.事実や条理を詳しく調べて、はっきりさせること。
2.裁判の対象になる事実関係および法律関係を裁判所が取り調べて明らかにすること。
とある。
そうだったのか、といまごろ納得。
裁判長がやさしく説明してくださっていたので
なんとなくわかったような気になり
それなりにできていたのかも知れない。
法廷での審理はこうすすめられた。
○起訴状朗読
なにをやったかということだが、被告が被害者を刃物で瀕死の重傷を負わせたという事件。
起訴状を検事さんが朗読するが、朗々として声がとおり、ミョーにかっこよかった。
今回の場合のポイントは殺意があったかどうか。殺人未遂罪か、傷害罪か
○罪状認否
たしかに刃物でケガをおわせました。やりましたってことを被告人がしゃべる。
覚えがないければそういえばいいし。
被告人は通常、一般市民は傍聴席からしかみないわけで背中をみるくらいだが
裁判員になると、裁判長と並びにすわっているので
被告人と真正面から向き合うことに。
今回は模擬なので、事件は凶悪でも(ホントはいい人)まったく怖くない。
○検察人、弁護人の冒頭陳述
○証拠物の取調べ
事件現場の写真、傷の図、ナイフの写真などを見せられた。
モニターで見せてくれるので分かりやすい。
ナイフも本物みたいに見せてくれた。
とはいうものの、模擬だから気楽に見られるけれど
これが本当の事件で、凄惨な現場などを見せられると平常心ではいられないだろうし
頭から映像が離れなくなるのではないかと思った。
○○サスペンスってなわけにはいかんやろな。
検事霞夕子なんてわけにはいかんやろな。
○目撃者の証人尋問
悪い、眠気が・・・・。
慣れていないのと、理路整然な論調に頭がフリーズ
回っていない。想像力を働かせ推理しなくちゃ・・・なくちゃ・・・・zzz。
とにかく、じっとすわって
人の話をよく聞いて
考えて
疲れたぁ~
一日目終了
今回の模擬裁判では新聞社の方も入ってみておられます。
取材の申し込みがあるかもしれませんが・・・と言われてはいた。
個人情報のこともあるので
カメラを向けられても裁判長はうつりますがみなさんは大丈夫です。
と説明を受けていた。それがなんなんじゃ、こりゃ???
よりによってこんなのにするなんて!
アングルが逆じゃん!
訴えてやる!!!
