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Posted by あしたさぬき.JP at

2008年06月25日

村山籌子の墓碑



姥ケ池にある村山籌子のお墓

われは ここにうまれ
ここに 遊び
ここに およぐなり
しづかなる
瀬戸内海のほとりに
1946年8月4日

昨年11月、大学のゼミの担当教授だった
山崎怜香川大学名誉教授の
喜寿を祝う会が市内のホテルで催された。

その翌日、大先輩方にくっついて
先生ご夫妻とともに姥ケ池のお墓に参った。

山崎ゼミでは
恒例のお墓参りだ。

先生は、毎日のように
参っておられるらしく
お墓の後ろに墓参グッズをしこんでおられた。



ゼミの最初のときには
お墓に参るという習わしがあった。
当時は、草の中をかきわけかきわけ行った。
墓地の高く登ったところにあった。

そこから下を見下ろすと
海まで見えていた。

籌子はそこで海をみながら
静かに眠りについていた。

そんな墓碑
海を愛していたのだろう。
この瀬戸内海の海を。



籌子が泳いだ海は
変わってしまった。
大的場の砂浜は埋め立てられ
ほんの少しだけ
申し訳程度に残された。

  


Posted by 自由席 at 00:02Comments(3)おでかけ