2008年07月02日
イサム・ノグチ庭園美術館にて

これは、確か平成15年4月
初めてイサム・ノグチ庭園美術館へ
藤田さんと3人で訪れた時の1枚。
記念すべき貴重な1枚だ。

この時は、第二作の「折り梅」を高松からということで
上映会をした1年後。
第一作「ユキエ」の丸亀での上映会以来、
手紙のやりとりで親交のあった多度津の歌人内藤定一さんに会うために
高松に来られた。
内藤さんはアルツハイマーにかかった奥様を亡くなるまでの19年間介護された。
その奥様との日々を歌った短歌は、歌集となっている。
本のタイトルはスローグッバイ。
映画「ユキエ」から、もらっている。
午後から多度津へ行くので午前中に
ぜひ、監督に見せたいと
藤田さんに誘われ、
松井監督と私の三人で
牟礼のイサム・ノグチ庭園美術館へ行った。
その時の貴重な写真である。
それが、第三作のきっかけとなるなんて。
今は不思議な気がしている。
2008年07月02日
待つわ。いつまでも待つわ。

松井久子監督の第三作「レオニー」(仮題)を応援する会
マイレオニー
思えば何年になるだろう。
第一作「ユキエ」が1997年
第二作「折り梅」が2001-2年
どちらも高松の夕映えの会(代表藤田浩子)が
松井久子監督を力強く後押しをして
全国に送り出した。
そして、第三作「レオニー」(仮題)に
松井久子監督は取り掛かっている。
レオニーとは、世界的彫刻家イサム・ノグチの母、レオニー・ギルモア。
松井監督が2004年4月に高松へ来られたときに
藤田さんがぜひ見て欲しいといって
イサム・ノグチ庭園美術館へ案内した。
で、そこで買ったドウス昌代著「イサム・ノグチー宿命の越境者」が
今回の映画のもとである。
昨日は、自由席はお休みした。
9時25分高松空港着の便で高松へくる松井監督を迎えに行った。
ひとりフィルムコミッションだ。
一行は、総勢5名。
レンタカーを借りて
牟礼のイサム・ノグチ庭園美術館へ行く。
今日は、そこを見てあとは港近辺をみてすぐに名古屋へ移動
というタイトなスケジュール。
自由席はマイカーで先導。
自信は未だにないが
なんとかなるだろうと。
昨年もロケハンに何度かつきあった。
当初の予定は、予定ではなくなって未定のままだ。
でも、未定から予定が見えてきたかなというのが
昨日の感じだった。
藤田さんがお昼だけでもいっしょに
という監督の要望に応え、うどんの山田屋へ来た。
そこで、監督のいろいろ待たせていてごめんなさいね、と言うことばに
藤田さん、「待つわ。いつまでも待つわ。」と、きっぱり。
監督がやりたいことをしてくれたら、いつまでも待つわ。
そうなんだ。
すごい!!!
無条件に待つのだ。
言葉もない。
私はといえば、早く、いつまで、とか、つい思ってしまう。
そんなに待てないよぉ~~
藤田さんすごすぎる!!!

高松駅。またね~。