2008年08月06日
昭和20年8月6日と園井恵子さん



2005年8月
戦後60年を祈念して
主演女優園井恵子さんを偲んで
阪東妻三郎主演の「無法松の一生」の上映と
園井さんの最後を看取られた内海明子さんの講演会を
映画の楽校で開催した。
無法松の一生は昭和18年の作品。
昭和20年8月6日、園井恵子さんはヒロシマで被爆
8月21日に31歳で亡くなられた。
このときの上映会は深く印象に残っている。
内海明子さんはこのとき80歳をこえられていた。
もとタカラジェンヌでとてもすてきな方だった。
園井恵子さんの宝塚での活躍のこと
戦争が激しくなり
昭和17年に宝塚を退団、その後、移動演劇隊「さくら隊」に
そして、運悪く広島にいたときに被爆
最後を看取られた内海明子さんのお話は
壮絶で心を打たれるものだった。
後に新藤兼人監督の
「さくら隊散る」(1988)年をTUTAYAで見つけた。
まさにその時の話しの内容が
よくわかるものだった。